月別アーカイブ: 2013年8月

虫歯の最適な治療法 その2

つづき

一見、歯がグラグラになってても、歯冠部(歯の見える部分)が虫歯で無くなってても、あごの中に歯根という部分が埋まっています。この部分が、わずかでもあごの骨に埋まっていると 残せる可能性が高くなります。たとえ、痛みがひどくても、歯ぐきが腫れ上がってても 決して諦めないでください

ただ、この歯を残すか抜歯するかは 診査・診断する医師により 大きく異なる事があります。         異論を恐れずにいうと、一般歯科、予防歯科を提唱する医師は、歯を残す事をできるだけ模索します。   対して、インプラントを推奨する医師は、抜歯して、次のルートを探る傾向があります。

適材、適所

 

 

虫歯の最適な治療法

前回、定期健診の効果について説明し、削らない歯の治療についてもお話ししました。

今回は、出来てしまった虫歯について、そして既にたくさんの虫歯をかかえお悩みの方にどんな治療が可能なのか説明します。

まず、出来るだけ抜かないようにする方法、残す手法を診査、診断し治療計画を立案し治療に入ります。                                         多くの場合、自分では抜歯しかないだろうと思われてても けっして諦める事はありません。ほとんど、歯が残ってないように見えても また、歯がグラグラで抜けそうであっても諦めてはいけません。                                  多くの症例で、実際に残せない歯は、1割強 つまり10本のうちなら1本強です。  どうして残せるのかは、次回に。