月別アーカイブ: 2015年12月

驚き!どこ、治療跡がわからない?美しい!

歯科治療 

貴方が歯科医院を検索するとき、どんな基準で選びますか?

お口の症状や、治療経験を通して貴方の求める歯医者さんのポイントをアドバイスしています。
今回は、治療の状況から

例18.治療跡が目立たない歯の治療とは、従来との違いを具体的に教えてください。

回答・・・では当院の実施している治療と従来の治療の違いについてお話しします。

歯と歯の間のむし歯や大きくなったむし歯は、強度と再発を防ぐという目的でむし歯の部分だけでなく将来むし歯になりやすい部分(予防拡大)も削除し、型を取って金属を埋め込みます。
また神経に近いところまで進み強いしみや軽度の痛みがあるむし歯は神経を取る可能性が増えてしまいます。 その結果、治療が広範囲に及ぶことが多く奥歯では金属を埋め込む目立つ治療になってしまいます。

その上で質問の治療跡が目立たない歯を再現するのは、本来 技工士がお口の外で行う作業を歯科医師がお口の狭い空間で行うため、医師の技量の差が予後を左右する事になります
特に、大臼歯(奥歯)の治療は、狭く暗い視野のため困難を極め、不充分な治療をしてしまうと見えにくい場所だけに不具合を生じやすく、のちに再発を誘発してしまいます。

前歯や小臼歯、小さなむし歯の充填治療は、現在も多くの医院で行われています。しかし、奥歯の広範囲の治療はかなりの経験とテクニックを必要とします。
この治療をクリア出来る技術を持つ歯科医は 決して多くはない事を申し添えておきます。

まず、むし歯を放置せず出来るだけ小さいうちに治療を終えておく事が何より大切です。

以上の見識は あくまで経験に基づく私見ですので悪しからず