歯医者の選び方
貴方が歯科医院を選ぶ時、何を基準に選びますか?
お口の状態から推定して貴方の選ぶ歯科医院をアドバイスしています。
今回は、歯科医院の選び方の難症例を挙げてみました。
例7.自分の納得のいく治療を求め、何件かの歯医者に行ったが、治療の仕方に不信感が芽生え
疑心暗鬼になってしまっている。
回答・・・正直に云いますと、これは歯の治療の選択肢ではなく ご本人の歯医者へのかかわり方が難症例
だと思います。
なぜなら、患者さんのためにあるセカンドオピニオンの本意を正しく引き出せていないからです。
多くの意見を聴く事は良いことですが、必ずジャンル(専科)を分けて聴く必要があります。
同じ歯科でも、専科が違えば、方針、意見、治療方法も違ってきます。
確かに、詳しくお聴きしてみた上で??って事もありますが、複数の医院にも全て疑心暗鬼になる場合は
ご本人の医院へのかかわり方についてもう一度考えてみてください。
治療内容を疑い出すと もはやご本人の正解を得ることは恐らくありません。
どの歯医者の意見が正しいかなど、当の私自身も 判定することは難しいからです。
常に患者さんに対し、最良・最善の医療を提供する事を念頭に医療に携わっているからです。
本題に戻ると、このような方の選ぶ医院は、個人医院では絶対に解決しません。
大学の付属病院で専科を選択してもらい、まずはその専門医を信用することが出来るかが鍵になります。
専門医の意見を信用出来るか出来ないかは貴方にとって将来の医療に際し大変重要な事なのです。
次回も、他の例について どんどん回答していきます。
ただし、選び方は 私の経験に基づく私見ですので悪しからず