歯科医院の選び方 その2
要件2.「 広告 」
医療の広告には、法に定められた規制があり、近年 だいぶ緩和されましたが、まだまだ他の業種に比べて 制約が厳しいのが事実です。 わたくし的には、歯の病気で困っている方が受診する上で、どこの歯科医院が どういう特色を持ち、得意専科など わかりやすい表現で掲示した看板なら、虚位事項、誇大公示でない限り 医院を選別するのに適切な方法だと考えています。
ここで、ひとつ こんな広告に注意!! 近年、新聞や情報誌、はてはテレビなどに、僕ら医療関係者が観ても 驚くほど大々的な広告を出している医院を見かけますよね。 おおよそ想像もつくと思いますが、企業に依頼され宣伝してくれるならいいのですが、広告費用を自分で出すからには、相当 高額な宣伝費用を支出しなければなりません。 それに見合うだけの売り上げがあるから、余裕で出してるんだろうと思ったりもしていませんか。 いやいや、それはしっかりと患者さんの負担となって返ってるかもしれません。
違う業種の商売的にいうと、派手な広告を出せば出すだけ、その分 お客さんが買ってくれる商品の金額に跳ね返ってくることになります。
よく広告に出ているから。 立派な建物で新しい機器を揃えているなどの広告から、その事が治療技術に優れた上手な歯科医がいるだろう。 とは、・・・・・・・・いえませんよね。 前回の歯科医院の選び方のように、とくに多くの体験者のご意見をよく聞いて、心して行かれてください。 もしかしたら、貴方に「ぴったり」かもしれませんし、それとも・・・・・・?かもしれません。
次回に、続きます。