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痛くない治療を受けたいの本質について!(その3)

歯科治療

貴方が歯科医院を検索するとき、どんな基準で選びますか?

お口の症状や、治療経験を通して貴方の求める歯医者さんのポイントをアドバイスしています。

先々月の続き、痛くない治療を受けたいの本質について!(その3)
実際の治療についてお話ししたいと思います。

* 当院では、出来るだけ侵襲の少ない治療から進めています
最初に痛みが少ない治療を受けると、次からの受診で「お互い」の身体の緊張がほぐれ、安心して治療が受けられるようになります。
お互いと書いたのは、私自身にも患者さんの緊張の具合が伝わります。共にリラックスした上で治療を進めることが、安心安全でやさしい治療に繋がっていると考えています。


* 痛みの症状が現れてきたときは、軽いうちに受診する
軽いうちにと書くと痛みの強さを思い浮かべますが、症状の軽さも含みます。
症状とは、「歯の間に物が詰まる。冷温痛がしみる。入れ歯の不具合。」など、ご自身が気になっている症状を放置してはいけません。

* むし歯の症状に注意する
ズキンズキンと沁みて痛かった歯が、まだ治療も何もしてないのに、沁みなくなった。
それは治ったわけではなく歯の神経の一部が死んで次に進行した可能性も否定できません。
それでも放置していると、ある時からもの凄い痛みが出現したり、慢性化すると何度も腫れて膿が出る症状を繰り返し、ついには歯を残せなくなる事にもなります。

* 冷たいものが沁みる症状に注意する
冷たいものが沁みると訴える患者さんを目にします。
しかし、冷たいものが沁みるだけで全てむし歯だと早合点しないでください。
その瞬間だけなど一過性の沁みる症状なら健全な範囲とご理解ください。
知覚過敏予防などの歯磨剤でしばらく経過を見てください。

それでも不安なようでしたら、歯科医院にて知覚過敏処置を受けると良いと思います。 

* どの歯が痛いか特定できない
むし歯が進み歯の頭の部分が無くなっても、抜かずに残せる可能性もあります。
しかし長い間むし歯を放置してしまうと、いざ痛みが出現した時どこがどのように痛いかうまく表現できず、すぐさま処置に入れない方を何人も診てきました。
悪い歯が特定出来ないうちは治療にかかれません。
それはいつまでも酷い痛みに耐えなければならないことになります。

どこがどの様に痛いか明確にわかる内は、より早く痛みを和らげる事が出来ます。

お口の健康を疎かにすれば、外科手術や
高度な医療が必要となるかもしれません。
治療が複雑になればなるほど、当然、来院日数も期間も伸び、痛みを伴う機会もどんどん増えていくでしょう。

*特に症状のない方も 定期的な専門的ケアをお勧めします。

※ 見識は 経験に基づく私見ですので悪しからず

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必見!! もっと上手にかかろう歯医者さん!!

歯科治療

貴方が歯科医院を検索するとき、どんな基準で選びますか?

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今回は、歯医者に上手にかかるコツについてアドバイスさせていただきます。

誤解を恐れずにいうと、医院へのかかわり方が下手な方がたくさんいらっしゃいます。
貴方の歯の悩み解決の近道!!

 主訴は簡潔に
初診では、まず具体的に ”いつから、どこが、どのように” と、今一番気になる歯 または症状を主訴として訴えるのがマルです。たくさんあるときはまずターゲットを絞って伝えるようにしましょう。

❷ 他の訴えは、主訴を終えてから
最初から、あれもこれもと不快症状をやみくもに訴える方がおられます。
たとえ気になるところがたくさんあっても、そこは焦らず1歯1歯治療を進めていく事が解決に繋がるキッカケになります。 他の訴えは、主訴の治療を終えてからです。

 結果を急がない
何度か治療を重ねていくと「だいぶ回復した。あまり変化がない。前より痛みが増した。」など、経過を主治医や担当スタッフに伝えると効果的です。それにより、他のむし歯などの症状と比較したり、違いなどに耳を傾けられるようになります。一番気になるところから一つ一つ治療していく事で、主な原因がどこであるかを絞っていけるようになり、徐々に解決していくようになります。
決して慌てず焦らずが大事です。

❸ 歯の治療はピンポイント
永久歯の数は全部で28本、智歯を含めると32本あります。
患者さんの訴える症状とこちらの診断結果が一致しない場合 安易に治療には入りません。
炎症が緩和し患歯を特定するまで、今少し時間を置く事が大切です。

症状の緩和を急ぐあまり、あちこち治療箇所を増やしてしまうと、噛める場所が変わり食事が摂りにくくなる事になります。 この状態で治療を長期に中断すると、もはや他の歯も倒れだしついにはバラバラに、そして症状を正しく感知できなくなり不定愁訴に繋がってしまいます。

原因歯が特定できると即治療に入り、あんなに不快だった症状も嘘のようにスッキリしていきます。

❺ 笑顔で接するようにしましょう
いつも不快な表情をしていると、どこか痛いのか体調がすぐれないのか余計な部分にまで気を遣ってしまいます。体調が悪いときは仕方がありませんが、お互いのコミュニケーションの高さが貴方の病気を治すエネルギーになります。 笑顔で接するようにしましょう。

 結びとして、中には不定愁訴の原因が難治で重篤な病気が隠れている事があります。
その場合は
 専門医をお訪ねになるか、大学病院へのご紹介をお勧めします。

※ 見識は 経験に基づく私見ですので悪しからず

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ソレダメ!~歯がしみる=むし歯(>_<)

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お口の症状や、治療経験を通して貴方の求める歯医者さんのポイントをアドバイスしています。

今回は、歯がしみるという症状について、ご説明します。

「冷たいものがしみる!」すると「むし歯」を思い浮かべた経験はありませんか?
「しみる=むし歯」というように全てが治療の必要なむし歯というわけではありません。

1本の歯の中には神経のほかに血管やたくさんの細胞の詰まった歯髄という組織があります。
この歯髄がむし歯やいろいろな刺激から歯を守ってくれています。

たとえば、よく耳にする知覚過敏症。歯の根元が削れたり歯茎が下がり露出部分が酷くしみたりピリッと痛かったりする症状がそうかもしれません。

健康な歯は正常に歯髄が働いていれば、修復する機能でやがては回復する事も多いのです。
自然治癒力を期待する他、知覚過敏処置、被覆及び修復治療などにより歯髄を温存する事も可能です。

次に、神経のある歯のむし歯を削ったり、冠など被せるため歯の周りを大きく削ったりしたあと、麻酔から醒めて 冷たいものが酷くしみたり、噛んだりすると痛かったりする事があります。

これは身体や歯髄が正常に働き、噛む力の制限や冷たい刺激を避けるよう信号を送ってくれていると理解すると良いでしょう。
決して慌てずしばらく刺激しないよう安静にしておいてください。

歯がしみる!触れた時だけ痛い!などの症状が一過性の場合は、神経はまだまだ健全な範囲だと考えていいと思います。

これとは逆に、痛みの持続時間が長い場合やその痛みが非常に強い場合は 既に炎症が広がり歯髄が変性し、もはや回復する事は困難となります。
主治医の診断の上で、悪くなった神経を抜いて早く痛みを止めてあげる事が大切です。

ほら、あんなにひどかった痛みから解放されたでしょ!(;^ω^)
神経を抜いた後も適切な治療の後には、以前と同じように食事を摂ることができます。

※ 見識は 経験に基づく私見ですので悪しからず

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