カテゴリー別アーカイブ: 歯についての悩み

諦めないで! まだ抜かずに済むんです!

歯科治療 

貴方が歯科医院を検索するとき、どんな基準で選びますか?

お口の症状や、治療経験を通して貴方の求める歯医者さんのポイントをアドバイスしています。
今回は、治療の状況から

齲蝕の進行C4   P4歯周病の進行P1からP4

上図の左C4は、歯の頭がほとんど崩壊の状態。右P4は、支えてる骨が溶けてグラグラの状態。

一見、歯がグラグラになってても、歯冠部(歯の見える部分)が虫歯で無くなってても、あごの中に歯根という部分が埋まっています。
この部分が、わずかでもあごの骨に埋まっていると 残せる可能性が高くなります。
たとえ、痛みがひどくても、歯ぐきが腫れ上がってても決して諦めないでください。

このような歯を残し維持していくには、専門的な治療で歯周病を軽減させ、ご自身も一緒に清潔な環境を保っていく事が鍵となります。

ただ、この歯を残すか抜歯するかは 診査・診断する医師により 大きく異なる事があります。

異論を恐れずにいうと、
一般歯科、予防歯科を掲示する医師は、歯を残す事をできるだけ模索すると思います。
対して、インプラントを推奨する医師は、抜歯して、次のルートを探る傾向があるようです。

※ 見識は 経験に基づく私見ですので悪しからず

知っておくと安心!治療を中断したいとき!!

歯の治療 

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医院の受付

歯の治療に通ってて理由はどうあれ、通院をプツンと途中でやめてしまう方がおられますよね。

ご自分の判断で勝手にやめてしまうと、今までの治療期間や治療費が無駄になるだけでなく全体の歯の寿命にも大きく影響してしまう事もあります。

そこで、
「時間が取れなくなったので、キリの良いところで終えてください。」

こう伝えるだけで中途半端にならず気軽に気持ち良く安全なところで止める事ができます。

中断で一番良くないのは、根の治療などで歯に穴を開けたまま塞がずに放置する事。
また、中間の歯を抜いたまま放置する事や歯型を取った後など、自己都合の中断は厳禁です。

賢明な区切りをしておくと、継続治療や新たな医院での治療もスムーズに入れます。
是非、ご参考に!!

当院の患者さんの多くは中断があっても その後継続し きちんと完了されていますよ。
これは治療の流れがわかりやすく完治までたどり着いた時の満足感が大きいからだと思います。

※ 見識は 経験に基づく私見ですので悪しからず

必見!えっ、この歯が痛かったんだ!

歯科治療 

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今回は、治療の状況から

リンゴをかじる笑顔の女性 イラスト women_01

例. 他院でむし歯の治療をしてもらったけど、痛みが取れず、それがどの歯かもわからない。

回答・・・1本の歯の痛みが顎全体に広がって出ることがあります。 放散痛(ほうさんつう)といって痛みが広い範囲に広がってしまうのです。

診査診断の上を前提ですが、他院の医師は痛んでいる歯ではないむし歯の治療を患者さんの訴えに応じ行なったようです。 (現在、痛んでない歯もむし歯ですので、いづれ治療は必要になります。)
でも実際に痛みの発生している歯は、別の歯でした。

原因歯が、どの歯か特定できない時は部位を限定できるまで歯を扱わない方が良い結果につながります
いったん鎮痛剤などで痛みを和らげていくと徐々にどの歯か判明してきます。 それまで、我慢です。

原因歯が特定できたので治療に入り、あの痛みが嘘のようになくなりました!
良かったですね。


積み重ねた多くの経験が、困っている患者さんに、たいへん役に立っています!
嬉しいですね。

見識は あくまで経験に基づく私見ですので悪しからず!

ものが噛めない!その歯の悩み解消!!

歯科治療 

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今回は、治療の状況から

よく咬めない1

むし歯の治療をしたあと、普段は痛くないのに食事をするとき よく咬めなくなったと訴える患者さんがおられます。

通常、歯の治療は むし歯に侵された部分を除去したあと、詰め物、かぶせ物などで補強し歯を保護します。

ここで重要な事は、装着した後、高さや噛み合わせの動きを治療前と同じように再現する事です
その動きが出来てないと、よく噛めない、食事がうまく取れない状態が続いてしまいます。

神経を抜いて被せたり、治療による関与が増えれば増えるほど、元に戻す、再現することが難しくなります。

人体は順応性が高いので、しばらく経過すると新たな環境に慣れて軽快することも多々ありますが、その状態が良いか否かは別物です。
冠や詰め物を装着する時は、お口の動きに合わせ、きちんと調整してもらうことが大切です。

もし、他院にて虫歯の治療後、症状がなかなか回復しない場合は要注意です。
ものが咬めないとお悩みの方がおられましたら、ぜひ ご相談ください。

・診療時間
月火木金 AM9:00~PM6:30
水 土  AM9:00~PM1:00
休診日 日祝日

メールでのお問い合わせ/ご予約
・作間歯科医院 へ予約はこちら 093-561-3909
公式サイトはこちら
専門サイトへはこちら

必見!! 銀歯の詰め物の落とし穴! 

歯科治療 

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今回は、治療の状況から


 例1. 奥歯が冷たい水を含んだ時に沁みたけど、むし歯でしょうか?銀歯が詰めてあります。

回答・・・驚くなかれ、銀歯の中身!!


上の図は、ちゃんと詰めてあると思われた銀歯の中、2本ありますが、とくに左の歯はセメントが溶けてむし歯が再発していました。 隣りの歯も一部虫歯になりかけています。
たとえ症状がなくても推定5年以上経過した詰め物、一度検査しておく必要があります。
自然と外れてからでは、さらにむし歯は進行しています。


上の図がむし歯の治療を終えきれいに修復した白い歯です。
でも、むし歯が消えてなくなったわけではありません。

必要最小限の治療で、安全に充填した白い詰め物
です。
もうセメントが溶けて外れることはありませんが、一生ものではありません。
定期的ケアが大切です。

むし歯が大きくなる程、奥歯になればなる程、きちんと充填する技術はより高度になります。
上記を見て不安を感じたら、むし歯 歯周病予防に特化した当院に是非ご相談ください。

※ 見識は 経験に基づく私見ですので悪しからず

 

驚き!どこ、治療跡がわからない?美しい!

歯科治療 

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今回は、治療の状況から

例18.治療跡が目立たない歯の治療とは、従来との違いを具体的に教えてください。

回答・・・では当院の実施している治療と従来の治療の違いについてお話しします。

歯と歯の間のむし歯や大きくなったむし歯は、強度と再発を防ぐという目的でむし歯の部分だけでなく将来むし歯になりやすい部分(予防拡大)も削除し、型を取って金属を埋め込みます。
また神経に近いところまで進み強いしみや軽度の痛みがあるむし歯は神経を取る可能性が増えてしまいます。 その結果、治療が広範囲に及ぶことが多く奥歯では金属を埋め込む目立つ治療になってしまいます。

その上で質問の治療跡が目立たない歯を再現するのは、本来 技工士がお口の外で行う作業を歯科医師がお口の狭い空間で行うため、医師の技量の差が予後を左右する事になります
特に、大臼歯(奥歯)の治療は、狭く暗い視野のため困難を極め、不充分な治療をしてしまうと見えにくい場所だけに不具合を生じやすく、のちに再発を誘発してしまいます。

前歯や小臼歯、小さなむし歯の充填治療は、現在も多くの医院で行われています。しかし、奥歯の広範囲の治療はかなりの経験とテクニックを必要とします。
この治療をクリア出来る技術を持つ歯科医は 決して多くはない事を申し添えておきます。

まず、むし歯を放置せず出来るだけ小さいうちに治療を終えておく事が何より大切です。

以上の見識は あくまで経験に基づく私見ですので悪しからず

安心安全の歯科治療とは?

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例17. 歯科医院のホームページに、よく安心安全と謳っていますが具体的に教えてください。

回答・・・今回は、治療についてではなく患者さんの精神的、心理的なことについてお話しします。

初めて受診する医院、最初は緊張と不安を持たれた経験がおありでしょう。どんな医院だろう?どんな設備?どんな先生かな?どんな衛生士さん?など、多くの不安を抱えていますよね。

緊張を解くのは静的なたたずまいではありません。それは診療室内に醸し出す動的な雰囲気かも。

当院では「患者さんの緊張を解くにはどうしたら良いか。」 なんて、スタッフと話し合った事はありません。   私を含め、スタッフの各世代それぞれが仕事に人生に多くの経験を積んできているからかもしれません。
それが何より患者さんに目に見えない安堵感につながっているのではないかと思います。

マニュアルではなく治療による実績のほか人生のおいての経験の豊かさが会話を進めるにつれ自然と患者さんの緊張をほぐし、それが治療へとリンクして、その結果 安心安全と繋がっていくからなのです。

以上の見識は あくまで経験に基づく私見ですので悪しからず

治療後、歯が滲みる事があるのは、どうして?

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今回は、治療の状況から


歯の痛み kenkou-13-4

例15. むし歯の治療をしたあと、歯が滲みて痛く感じるが大丈夫なのか。

回答・・・今回は、歯が滲みる症状についてお答えします。

銀歯を詰めたあと、歯が冷たい水などに強く滲みたりした経験がありませんか。
これは金属が温度を伝えやすいのと虫歯を削る刺激も加わるためで、通常は1,2週間程度で徐々に落ち着いてくる事が多いようです。

銀歯を入れた後の歯の滲みは神経が正常に生きている証(あかし)です。

強い痛みでなければ出来るだけ神経を残した治療を行うべきです。
日常、冷たい飲み物、氷などで歯が一時的に滲みる事をすべて異常な悪い症状と考えないでください。

しみる原因は、表面のひび、歯ぎしり、知覚過敏などもあり一概に金属や虫歯の大きさだけでは診断できない場合もあります。
冷水に滲みるだけでなく熱いものも滲みたり、痛くて噛めない状態が続いている場合は、神経を抜かないといけないかもしれません。

私は、長い診療経験の中から必要な治療の関与を最小限に努める事が、痛くない削らない良質な治療と考えています。
現在、当院は神経の生きている歯に銀歯を詰める治療はできる限り控え、治療予後の非常に優れた接着充填技術をより進化させながら実践しています。
いずれも、症状があったら躊躇せず、早めに歯科医院に受診いただくことをお勧めします。

治療の見識は あくまで経験に基づく私見ですので悪しからず

 

必読! 定期健診に足が向かないのはなぜ?

歯科治療 

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虫歯のできる構図 image-kasai081

例14. 定期健診とよく云われるけど、やっと治療が終わったのに 当分行きたくないな。

回答・・・そもそも、なぜ定期健診に足が向かないのでしょうか?

その主な理由は、「痛くなければ行く必要がない」「費用がかかる」「時間がない」などがあげられそうです
ところが定期健診の費用を惜しんだせいで結局治療費が高くなってしまったということが結構あるんですよ。

新たに虫歯が再発し歯周病が進行してしまうと、もう元には戻りません。 麻酔され、むし歯を削られチョッピリ痛い目?にあった挙句、日数はかかり治療費も応分に支払う事になるのです。
実は、セルフケア(ご自身で行う歯ブラシなどの予防)だけでは不充分で、何か月も掃除できてない汚れた部分がやがてはむし歯や歯周病の進行を早めてしまいます。

4,5ヶ月毎のメインテナンスは多少通院日数と時間を必要としますが、さほど痛いこともなく むしろ気持ち良くケアを受ける事ができ、自分で行うセルフケアも徐々に上手になりながら、歯の健康を維持する事が可能なら、健診は最良の歯の癒しだと思いませんか?
当院のメンテナンス(定期健診)は、歯を治療するためでなく、むし歯にならないよう 健康を維持することが一番の目的だと考えています。

キュアではなくケアのために (治療ではなく予防のために)

 

歯科医院の選び方10

歯科治療 

貴方が歯科医院を検索するとき、どんな基準で選びますか?

お口の症状や、治療経験を通して貴方の求める歯医者さんのポイントをアドバイスしています。
今回は、治療の状況から

看板 ブログ tougou1

例13. 歯医者さんに何度も通ったが、期間が長いのでいつも途中でやめてしまう。

回答・・・歯科医院を探している方は多くの場合 以前に通った治療に満足できず自分に合う医院を探しているとお察しします。

当院の診療形態を参考に、治療期間について ご説明します。(概ね週2回の受診を基準)
1.神経まで達してないむし歯の治療
(1歯につき、ほぼ1回で終了)
2.痛みの発症したむし歯の治療
(1歯につき、5~7回)
3.抜歯を伴う欠損の治療
(複数歯に及ぶ、5~10回:期間(抜歯後の治癒含め1ヶ月以上)
4.歯周病を伴うむし歯の治療
(お口全体の治療、期間(1~3ヶ月)
5.痛みのある多数歯の治療
(お口全体の治療、期間(1~3ヶ月

つまり虫歯の穴がどんなに大きくても痛みがない場合、1回で治せる可能性がある事をご理解いただけたと思います。
ところが、痛みの伴うむし歯が増えれば増えるほどいっきに治療期間は増えてしまいます
そのため、途中で通えなくなる方がでてきてしまうのです。
そこで当院では、どんなに放置していたむし歯の治療でも、プランを立て3ヶ月前後の終了に努めています。

決して諦めず一日でも早く治療に入りましょう。
如何に早く、どうしたら患者さんが最後まで治療が終了できるか常に考えて診療しています。
因みに当院は治療期間の短さでも、かなり早いと考えています。